臨床研究支援室のご案内

院長あいさつ

室長 小森園 康二
 私も医師になって40年以上が過ぎました。この間、医学・医療の進歩は目覚ましく、医師になったころはあきらめざるを得なかった多くの病気(特にがん)が治る時代になっています。これは研究者の絶え間ない努力もありますが、治験の対象者として臨床研究に参加してくださった多くの患者さんの存在を忘れることはできません。
 このような治験や臨床研究は今まで多くは大学病院で行われてきましたが、南風病院では消化器内科、肝臓内科、整形外科、神経内科、外科、呼吸器内科などを中心とした診療科で治験や臨床研究に取り組んでいます。治験そのものは患者さまの利益につながるように極めて慎重な配慮がなされており、時に耳にする「モルモット」として扱うようなものでは決してありません。言うまでもないことですが、医療は病院や医師のものではなく患者さまあってのものです。南風病院では創立以来の理念である「人にやさしく、あたたかく」の精神で、治験と臨床研究にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

室長 あいさつ

室長 小森園 康二 現在、医療行政がめまぐるしく変化する中、医療の現場では健全な病院経営のためより多くの患者さんを診療することが要求されています。しかし、通常の診療だけではやがて疲弊し、診療が続けられなくなるでしょう。
 臨床研究は、騒然とした医療の現場で立ち止まり、自らの治療・診断方法を見直すよい機会と思わます。 また、何か新たな試みを始めることで、日々の診療にも励みとなるでしょう。
 研究によって得られた結果を国内外の学会・研究会で発表し他施設の同じ分野の研究者と交流することで、独善的な概念にとらわれずスタンダードな知識を得る機会にもなります。 また、より多くの臨床研究、臨床治験が進行している施設は、エビデンス・ベースで質の高い診療を実施していると高い評価を受けています。
 南風病院では、これからも積極的に臨床研究や臨床治験が進行するようにサポートしていきます。


南風病院画像診断センター政記念消化器病研究所病院広報誌「南風便り」